2019年12月 8日 (日)

乗り物新旧。

ここ2年ほどフラフラと鉄道旅をしているふっぢぃなのだが、昨日は宇都宮方面に行ってきた。
何やら面白い電車があると聞いて。

ということで宇都宮駅から烏山線に乗車。これがお目当ての面白い電車なんですよ。

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これ。
このEV-E301系電車、電化区間は普通に架線から電気を取り入れて走る電車、非電化区間は充電池で走る電車なのです。詳しくはこちら

従来は非電化区間はディーゼルカーとかが走るわけじゃないですか。しかしディーゼルカーは床下ででっかいディーゼルエンジンを回しているわけだから結構騒音がうるさい。振動もある。何と言っても排ガスの問題がある。
その問題を解決出来るのがこの電車。今年のノーベル賞でも話題の高容量リチウムイオン電池を搭載し、電化区間で充電して非電化区間は充電池からの電気でモーターを回して走る。つまり非電化区間でも電車並みの騒音と振動、そしてクリーンという近未来の乗り物なのです。まあ言うならば電気自動車の電車版ですな。

ということで乗車。
・・・といっても乗り心地その他諸々、全く普通の電車と変わらないんですけどね(^_^;)。
烏山線が非電化路線なんだ、ということを知らなければ、ごくごく普通に電車に乗っている感覚なんですね。

50分ほど走って終点の烏山駅に到着。
この電車が烏山線に投入されたのは、充電池の持ちと走行距離の兼ね合いから、烏山線が適当と判断されたからなんだと。

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烏山線は非電化なんだけれど、終点の烏山駅構内だけは架線が張ってあって(奥の方に見えますね)、折り返しの待ち時間の間に急速充電する仕組み。
インフラ整備の観点からもコスト削減に繋がっていいねこれ。
近未来を垣間見た思いがしました。

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んで、烏山線を折り返すのも芸がないので、那須烏山市営バスに乗って真岡鐵道に向かう。
特に観光名所でも何でもない、何気ない日本の田舎の風景を眺めながら30分ほどのバスの旅。
こーゆーの好きです。あまりくねくね道だと酔うけどな(^_^;)。

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真岡鐵道の市塙(いちはな)駅に到着。
ここからは昔ながらのディーゼルカーに揺られて終点の茂木駅へ。

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茂木駅に到着。
ここから更に行くとツインリンクもてぎとかがあってホンダ好きな人にはたまらん聖地らしいんだけれど、ふっぢぃはパス。
ディーゼルカーの奥で煙が上がってますね。何かというと・・・、

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SLなのでした。
真岡鐵道、SLを走らせているということで一部の鉄道マニアには有名だものね。

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ゆっくり50mほど走って目の前にやってきました。
大井川鉄道とか何度か行っているけれど、SLが実際に動いている姿を見るのは超久しぶりかもしれん。

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ここ転車台もあるのね。
今回は使いませんでしたが。

SL連射も乗ってみたいけれど、今回は時間が合わなくてパス。
いつかまた乗りに来よう。

意図したわけでなく図らずも、近未来の電車とイマドキのディーゼルカーと古きSLと、3世代の列車を体感する旅になりました。

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「宇都宮に行くなら餃子買ってきて」と連れ合いに厳命されていたので(笑)、再び宇都宮市内へ。
宇都宮の語源になったといわれる二荒山神社。今回は大鳥居の前を通るのみ。
今度はご朱印帳持ってお参りに来ますね。

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餃子も買ったので、さあ帰ろう。
さすがにくたびれたけれど、楽しい1日でしたまる。

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2019年12月 1日 (日)

大嘗宮。

昨日は連れ合いと娘が泊まりがけで京都に行ってしまい、息子は黙々と受験勉強・・・ということで独り身のふっぢぃ。

先日の大嘗祭で使われた大嘗宮が公開されているということで、独りで行ってきた。
何せ天皇の代替わりの時だけ使われる建物だし公開期間が終わると取り壊されるわけだし、次の機会となるといつになるか分からんけれどふっぢぃだって今より若くないのは確実で、もしかしたら今回が最初で最後のチャンスかもしれないからね。
それにそもそも、ふっぢぃ江戸城の中って(普段一般人が立ち入れる部分も含めて)入ったことないもんで。

フラフラ寄り道しながら11時過ぎに東京着。

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三菱1号館美術館の脇を皇居方面に向かって真っ直ぐ歩いていくと、

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ぞろぞろとあちこちから人が来る人が来る。
「大嘗宮公開にお越しの方はこのまま真っ直ぐです」と案内の警官があちこちに立ってるぞ。

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まずは坂下門手前にあるテントで手荷物検査。
ちなみに敷地内は飲食禁止、自撮り棒や三脚等での撮影も禁止なんだけれど、持っていても没収はされません。

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そしてその次は身体チェック。
空港なんかでやるような、警官がハンドセンサーで体のあちこちをチェックするもの。

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人が多い割にはスムーズに進んで、いよいよ坂下門から皇居内へ。
テンション上がるー!

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入ると正面にテレビでおなじみ宮内庁の庁舎が。
ここにあるんだぁ。

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左手奥には皇居宮殿がちらっと見えます。
あちこちにこのような立て看板が立ってました。
外国の見物客も結構いました。宮内庁の前には各国語の通訳が立ってて案内してました。

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まあとにかくすごい人出で、写り込まないように写真を撮るのは至難の業。
皇宮警察の人もあちこちに。

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右奥にはこれまたおなじみ富士見櫓も。

で、ここから大嘗宮「だけ」を見る人は富士見櫓方面に進むのだけれど、この日は普段は入れない乾通りの一般公開開始日でもあって、乾通りも大嘗宮も両方見たい人は左手に進むように誘導される。
もちろん左でしょう!

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ということで乾通りに進む。
ご覧の人出。

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紅葉ももう東京まで降りてきたんだね。
雲1つない絶好の晴天に映えます。

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そうかと思うと桜も咲いてたりする。
フユザクラという品種だそうな。

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紅葉も桜も同時に見られるって、季節感狂うなあ(^_^;)。
まあ冬に咲く品種ならしょうがないかって感じだけど。
しかし今年は明らかに異常気象で、河津じゃもう河津桜が咲いたっていうし、熱海の梅園でも梅や桜が咲いてるっていうんで、どうなっちゃってるの?という感じ。

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乾通りから立ち入り禁止エリアのほうに延びる道。
こんな緑の多い趣ある所にお住まいなのだね。

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局門、だそうな。おそらく江戸時代からの遺構ではないかと。

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道灌壕。
ふっぢぃ名前だけは何故か聞き知っていた。
手前の土塁(のように見える盛り上がり)も太田道灌の頃からのものなのかしら。

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まあとにもかくにもこの晴天。
良いタイミングで来れたなあ。

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乾通りをしばらく行くと、本丸に繋がる西桔(にしはね)橋が見えてきました。
大嘗宮を見たい人はここを渡ることに。
大嘗宮を見ずに帰る人はこのまま乾通りを北進して乾門から退出します。

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西桔橋から乾壕方向(北側)を眺める。
いかにも皇居だなあという感じの風景(語彙力なさ過ぎ ^_^;)

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一方反対側(蓮池壕)はこんな感じ。

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西桔橋から先はちょっと渋滞。
急な上り坂にもなっていて、お年寄りはちょっと大変そう。
考えてみれば江戸城西の丸から本丸に繋がるルートだから敵に侵入されにくいように作ってあるわけで、大挙して人が押し寄せれば晃成るわけです。なるほど。

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坂を登り切るといきなり目の前に江戸城天守台跡の石垣が。
これも見たかったんだよねー。

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そして視界の右側に見えてきましたよ大嘗宮。
パアッと視界が開けてお目当てが目に入ってくるわけだから当然皆さんここで立ち止まって写真を撮ろうとする。従って渋滞する。
案内の警察官が「ハイこれは大嘗宮の後ろ側です。正面ではありません。立ち止まらず前に進んで下さい」としきりとアナウンスしてました。

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ということで前に進む。
日差しに照らされた紅葉が輝いてとてもきれい。

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途中にあった石室。
江戸城の遺構で、火事の時に大奥の調度品などを避難させる目的で作られていたものではないか、とのこと。

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そして振り返ると・・・・・何じゃこの大行列はっっっ!!!
ここに来るまでは人は多かったけれど思ったより待たずに進んできました。
そうかこれがラスボスなのだな(違)。

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大嘗宮の前に広がる広大な芝生をぐるっと回り込んで、先にも書いた大嘗宮「だけ」を見たい人達の列と合流して大嘗宮に向かうというルート。
なるほどそりゃ混むわけだ。

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ここの渋滞は1時間ほどかかりましたかねえ。
全く動かないわけではなく、少しずつは前に進むんだけれど。
東京駅で思い出してマスク買っといて良かったな。

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さあやっとここまで来たぞ。

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大嘗宮の敷地内に入る。
しかしご覧の人だかり。
「ハイ立ち止まらないで下さい、前に進んで下さい」
「お写真を1ー2枚撮ったら次の方に譲って前に進んで下さい」
としきりに警察官に案内される。
(ちなみにどの警察官もDJポリスのようなソフトな口調でした)

まああれですわ、世界的な名画が来日して展覧会やると絵をじっくり観るどころではなくて絵の前を通り過ぎただけだった、なんて話、たまに聞くでしょ。そんな感じですわ。

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そんな中撮れたのが「膳屋(かしわや)」。
ここで神饌を調理して儀式を行う建物に運ぶんだそうな。これは正面右側にある膳屋で、悠紀殿(ゆきでん)に運ぶ神饌を作る所。

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ようやく正面にたどり着きましたよ。
手前にある床のない建物群は庭火を焚く建物や武官の装束を着た人が座る建物。

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正面はご覧の通りで、とても前には出られない状況です。
警察官のアナウンスも気になって、じっくり写真を撮る余裕もないし。

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人の波に流されて、ようやく人の写り込まない写真をパチリ。
真ん中に写っているのは「小忌幄舎(おみあくしゃ)」。男子皇族が参列する建物なんだそうな。
11月の真夜中にここでじっと参列するのは結構寒くて大変かも、とか余計な想像をする小市民ふっぢぃ。

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大嘗宮正面から流れに沿って左側に回り込むとだいぶ混雑も緩和されてきました。
奥に写っているのが大嘗祭の儀式で使われる重要な建物「主基殿(すきでん)」。
左側手前は「斎庫(さいこ)」といって、新穀を保管する建物だそう。

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大嘗宮の後部。
奥に写っているのが「廻立殿(かいりゅうでん)」。両陛下が儀式前に着替えをする建物なんだそうな。

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ということで大嘗宮エリアを抜けると正面に先ほどの天守台が。
ここに建ってた江戸城天守、いかばかりのものだったか。
天守台がこの大きさなんだから相当なものだったんだろうなあ。

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天守台の向かい側には「桃華楽堂(とうかがくどう)」という建物が。
皇族の私的なコンサートホール、といった位置づけ・・・と理解したんだけれど合ってるかしら。
案内板にホールの写真も載っていたけれど、そんなにでかいものではないです。

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書陵部庁舎の前から二の丸庭園の方に向けて坂を下る。
本丸はやっぱり一段高いところに作られているんだね。

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昭和天皇が愛した武蔵野の自然をイメージして作られたという二の丸庭園や雑木林は今回は軽ーく眺める程度でスルー。

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江戸城遺構である百人番所が見えてくるとそろそろ皇居を巡る旅もおしまい。

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三の丸尚蔵館もさくっと見ておく。
展示スペース狭いんだね。いろいろ見たいものもあったんだけれど、今回は特別展の関係で展示されておらず。
常設展示スペースが欲しいところですね。
御木本幸吉献上の扇が見事でした。

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さていよいよ大手門から出よう、と思ったら、まさかまさかここでまた大渋滞にハマる。
何だあ?

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大手門から先がすぐ交差点になっていて、そこの信号待ちのために渋滞になっていたのでした。
さすが江戸城。大軍がたやすく進めないように出来ているわい(違)。

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そんなわけで、終日天気に恵まれていい旅でした。
何故か大嘗宮を見た後、千葉市方面に行ってフラフラしてたんですけどね。
千葉からも富士山が意外に大きく見えるとは知らなんだ。
(写真中央奥。広角なんで小さく写ってますが)

貴重な体験でした。明日からの1週間頑張ろう・・・っていきなり当直だけどな(T_T)。

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2019年11月29日 (金)

白光り。

「富士に笠雲がかかると雨」の言い伝えは見事に的中!
先日書いたような立派な笠雲が富士にかかった月曜日、その日の夜から雨が降り始め、昨日までずっとぐずついた天気が続いた伊豆地域。

今朝は4日ぶりに朝から晴れました。

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何か・・・世界の中で富士だけが白く輝いてますよ。

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何と神々しいお姿。
この4日間、たっぷり雪が降り積もったんだね。

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気温もぐっと下がって急に冬っぽくなりました。
まあでも考えてみればもう11月も終わりだからね。本来の寒さに戻ったとも言える。
しかしこの寒暖の差はあまりに異常。体がとてもついて行けましぇん。
皆様もお身体ご自愛下さい。

ということであまりに美しかったんでこのブログにしては珍しく3日連続の更新。
職場ではいろいろと大変な状況なんだけれど、この週末は気分転換しよう。

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2019年11月27日 (水)

寝姿山。

こないだの日曜日の話なんですがね。

ここ1ー2年、ちょいとしたヤボ用で伊豆急行に乗って下田に行く機会が増えたのだが、今回もそんな用事でお出かけ。

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所々にみかん(かどうかは不明だけど何かの柑橘系の)畑が広がり、その向こうに海。これが伊豆急沿線の象徴的な風景。

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この日は雨こそ降らなかったものの天気もイマイチで、海も荒れ模様でした。

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伊東から電車に揺られること1時間、最初の目的地蓮台寺に到着。

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この、周辺に何もない小さな駅で用事をそそくさと済ませ、でも次の電車までは時間があるので路線バスに乗って伊豆急下田駅へ。

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伊豆急下田でも用事をぱぱっと済ませてミッション完了。
いつもはこのままトンボ帰りなんだけれど、今回は接続が上手くいって時間に少し余裕があるんで、前々から気になっていた下田ロープウェイに乗ってみることに。

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伊豆急下田駅から徒歩1分。交差点を渡った先が下田ロープウェイの駅。
下田の街にデンとそびえる寝姿山までを結びます。
駅から左奥の山にロープが伸びているのが見えますかね。

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結構急角度でぐんぐん登っていく。
あっという間に下田の街が眼下に。

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3分半の空の旅で寝姿山の山頂駅に到着。

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山頂駅とはいってももっと上の方まで歩いて行ける。
ただ今回はさすがにそこまでの時間的余裕がないんで山頂駅からの眺めをちょいと楽しんで撤収。

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眼下に下田港が一望できて、なかなかに良い眺め。

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拡大するとパノラマ画像が楽しめます。

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沖合は結構船が行き交ってますな。
重要航路だということが分かります。
まあペリーも最初はここでもまあいいか、と妥協したのかな。

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遠くの方にうっすらと伊豆諸島の島々も見えました。

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位置と形的に利島と鵜渡根島かな。
伊豆急沿線から伊豆大島は良く見えるけれど、その先の島々まで見えるのってふっぢぃはあまり天候に恵まれなくて実は初めてだったりする。

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そして足下に目を向ければきれいな花々も。

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なかなか良い所だな。
もっと時間に余裕があるときにゆっくり散策してみたいところ。

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帰りは踊り子で。

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伊東で降りたら超豪華リゾート列車が停まっておりました。

このヤボ用、もうしばらく続くみたいで今後も時々伊豆急に乗ることがありそうです。
意外に東伊豆って行かないからね。少しずつ見聞を拡げていきたいですね。

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2019年11月26日 (火)

笠雲!

今朝(あ、日付変わっちゃった・・・)の富士山。

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立派な笠雲でした。

「富士に笠雲がかかると雨」って言われてるんだけれど、どうかな?

ちょいと忙しく、ストレスフルな案件が山積みな日々が続きます(T_T)。

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2019年11月23日 (土)

ちょっぴりだけ鉄分補給。

毎年11月23日は勤労感謝の日であると同時に、伊豆箱根鉄道のふれあいフェスタの日。

ここんところ毎年行っているのだが、今年も行ってまいりました。

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朝一番に行ったのだけれど、今年はあいにくの雨模様。

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でもふっぢぃお気に入りのED電機に挨拶して、

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現在点検のため運行を休止しているラブライブ電車にも挨拶して、

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昨日の飲み会の帰りに乗ったような気がする(^_^;)Dr.STONEコラボ電車にも挨拶して、

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ラブライブ電車第3弾にも挨拶して、屋内の鉄道模型コーナーを見に行ったら、

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模型化されるということで、さあこれはどうしようかと。落ち着け・・・お前は「元」鉄なのであって今は鉄ではないはずだ・・・(^_^;)。

今日は他にも行きたい所があったので、以上をささっと見て回り、ろたすが出店を出していたので久々にろたすのラーメン食って、銚子電鉄がブースを出していたのでこないだ現地でも買ったまずい棒を買って撤収したのでありました。
銚子電鉄とかひたちなか海浜鉄道とか、実際に乗ったことのあるローカル私鉄がブースを出していると応援したくなるね。来年はゆっくり来られるかしら。

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2019年11月16日 (土)

イマドキのアマオケ事情。

ということで仙台市民交響楽団の演奏会に出演を果たしたふっぢぃだが。

今回13年ぶりにオケ活動に参加してみて、13年前と大きく変わっていてへええ!!と思ったことがあって。

それがネットの活用。

今回の出演のお話が出て、何せ13年のブランクがあるもんでとにかくいち早くパート譜を入手して練習したい、と思った。
それで第2ヴァイオリンのパートリーダーのNさん(この方はふっぢぃが在籍していた頃からの古ーいお付き合いのある方なのです)に、「なるたけ早くパート譜が欲しい」と連絡したところ、「ちょっとまだ送れないので、ネットでフリーでダウンロード出来るサイトがあるから探してみて」と言われた。

なるほど、ググると例えばこんなサイトがあって、そこからいろんな曲の楽譜、パート譜やらフルスコアやらが検索できて、無料でダウンロード出来たりするのだ。まあもちろん著作権の切れている曲ばかりなんだろうけれども。
そういうサイトがあって楽譜も無料で手に入れられる、という話は前々から耳にはしていた。しかし実際に使ってみるのは初めてだった。

で、探すとマーラーの「巨人」とドヴォルザークの「謝肉祭」序曲は第2ヴァイオリンのパート譜を発見。無料でダウンロード。ファリャは見つからなかったけれど、(組曲ではない)バレエ全曲版のフルスコアが見つかったのでそれもゲット。ほほう、これは便利だ。
おかげでオケからパート譜が届くまでの間、自分でダウンロードしたこれらのパート譜を使ってコソ練をすることが出来た。

まあ、実は今回演奏したマーラーの「巨人」はハンブルグ稿という版であって、ふっぢぃがネットで入手したパート譜は最終版なので、後からハンブルグ稿のパート譜が届いたらあまりに違っていて「何だよイチからさらい直しかよ」とガッカリして3日間くらい心が折れてしまった、というオチが付くわけだが(^_^;)。
それでもまあ、ハンブルグ稿と最終版との違いがよく分かったので、これはこれで勉強になった。

そして第2ヴァイオリンパートの皆さんはグループラインを作っていて、情報共有の早いこと早いこと。

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ボウイングの変更箇所だとか、ミスプリントの修正とか、指揮者練習の曲順とか、愚痴とかオヤジギャグとか(笑)、そういう情報がグループラインで素早く共有される。
遠方に住んでいて限られた回数しか練習に参加出来ないふっぢぃには、これはとても助かった。
惜しむらくは、ラインって基本的にハンドルネームが表示されるし登録したアイコンが表示されるので、ふっぢぃ的には打ち上げで皆さんが名札を付けてくれるまで本名と顔が一致しなかった、という欠点があったわけだけれども(^_^;)。
韓国産アプリでやりとりも全部韓国政府に筒抜けらしいということで、使うのを忌避する人もいるしふっぢぃももちろんそのリスクは百も承知だけれども、そこは使いようですな。まあマーラーのボウイングとかが韓国政府に筒抜けでも何も惜しくはなく。ふっぢぃのスーパー面白いオヤジギャグが韓国政府に知られてしまうのは大変な国家的損失だけれど(^_^;)。

そして指揮者練習は毎回録音されていて、ファイル共有サイトに期限付きでアップされる。団員にはパスワードが知らされて、復習したい人は各自ダウンロードして聴き直すことが出来る。
ふっぢぃ、伊豆に帰る関係で、日曜日の指揮者練習は昼で早退せざるを得なかった。だから日曜午後の指揮者練習でどんな練習をしたか、大井先生からどんな指示が出たか、を知るのに役立った。録音して、それを編集してアップして下さった担当の団員の皆様方には心より感謝するしかない。

同様に、演奏会が終わったらその録音がスピーディにアップされているし、撮影係さんが撮影して下さった写真も大量にアップ。
ふっぢぃみたいに演奏会が終わったらもうそのオケには顔を出さない/出せない人にもこれはありがたいシステム。

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ネットを駆使して素早く情報を共有し、アマオケ特有のハンデを克服する。よりいっそう楽しめる。
いい時代になったものです。一部の人がシコシコパソ通とかやっているような時代ではない。「フロッピーって何かのゆるキャラの名前?」なんて言うような中高生からネットの危険性も十分に理解していないシロートなお年寄りまで誰もがお手軽にネットを使う時代。万人にネットが開放されている時代。だからこその問題も生じている。パソ通時代よりもかなり危険な無法地帯になっている(ていうかもはや全く別な世界だと思った方が良いですな)。でも、そういうリスクまできちんと認識した上で、昔の常識に囚われることなく適切な距離感を持ってネットと接すれば、こんなにも生活が便利に豊かになる。そんなモデルケースを垣間見た思いなのです。

打ち上げの席で、これまたふっぢぃが在籍していた頃からの古なじみのTさんが言う。
「ふっぢぃさん、来年の定期演奏会はチャイコフスキーですよ?またぜひ弾きに来て下さいよー!」
「いやぁさすがに体力気力の限界ですわ。それに今回思ったけれど、伊豆から仙台まで練習に通うとなると、交通費がバカになりません」
そう答えるとTさんがすかさず
「ほら、今流行りのクラウドファンディングすればいいんですよ!それで参加費用を集めるという」

・・・なるほど。これもネットの活用。これからのアマオケ事情になっていくのかなあ(ならないって)。

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2019年11月13日 (水)

そして思い出へ・・・。

ということでこの土日月の3日間、仙台に行ってきた。

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伊豆と違って仙台はもう街中まで紅葉/黄葉が。
意外に寒くはなかったけどね。

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仙台行の目的はもちろん、こないだもブログに書いたように、仙台市民交響楽団の創立50周年記念演奏会に乗るため。

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場所は(旧称)宮城県民会館。
ウィーン・フィルもシュターツカペレ・ドレスデンもここで聴いた。そんな思い出のホールだけど、実はこのホールで弾くのは初めてだったりする。響き過ぎず、デッド過ぎず、個人的には仙台市内では一番好きな響きのホール。
現在はネーミングライツとやらで名称が変わっているわけだけれど、この「東京エレクトロンホール宮城」というネーミング、何とかならんものか。東京なのか宮城なのか分からんじゃんね(^_^;)。
初めて裏に入ったけれど、控え室が地下にあって舞台に出るには階段を上らなきゃいけない。造りがビミョーに非効率的というか、そこここに古さを感じさせるホールでした。もう大分古い建物だものね。

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ロビーにはいろいろ趣向を凝らした「貼り物」が。
小学校の先生や幼稚園の先生もいたりするアマオケならではというか。
ふっぢぃが所属していた頃はこういうのはなかった。ここ数年で始めたらしいけれど、市民響らしくて良いアイデアと思いました。
どーでもいいけど「10年間の歩み」って、ふっぢぃが辞めた後のことしか書いてないわけで、もの悲しいものがありまする(^_^;)。

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歴代のポスターの掲示とか、

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今回指揮をする大井先生とツーショットが撮れる?手作り顔ハメ看板とか(笑)。

で、肝腎の演奏。
全部出し切りました。
もちろん個人的にミスった所も多々あるけれど、それも含めて現時点でふっぢぃが出せる実力の全てを出し切りました。
オケ全体で見ても、細かいミスはあってもそれを帳消しに出来るような熱気あふれる演奏になったと思います。うん、これがふっぢぃが在籍していた頃からの市民響のスタイル。創立50周年にふさわしい熱演だったんじゃないかと。

演奏が終わった後にロビーにお客様の見送りに出ると、昔一緒にこのオケで演奏した仲閒や仙台時代の旧友などなど、懐かしい顔にいっぱい会えて、いっそう幸せ。

そしてその後は打ち上げへ。

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大井先生ともお話しできたし、ふっぢぃが在籍していた頃はまだいなかった団員さんとも打ち解けていっぱいお話しできたし、楽しい飲み会でした。
もっともっといっぱいみんなと話していたかったけれど、現実世界に戻らにゃいけない身。
後ろ髪引かれる思いで、仙台から伊豆に帰還。
一夜明けた今日(あ、日付変わっちゃったから昨日か)は、仕事行きたくなかったねー(^_^;)。

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そんな今朝(昨日か)の富士山。だいぶ雪も積もりました。

ふっぢぃを取り巻く現状を考えると、オケに参加して練習に出て本番に乗って・・・というのは多分これが最後。
そんな最後の機会に、昔懐かしいオケで、昔懐かしい仲閒や新たにこのオケを支えていく若い力と一緒に弾けたのはとても幸せなことでした。しかもそれが、ふっぢぃの敬愛する大井先生の指揮で、というのは、最高に幸せなことでした。
打ち上げの時に大井先生にそんなことを話したら「いやーぜひこれからも弾いてほしいけれど」と言われちゃいましたが(^_^;)。

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今回みんなからいっぱい貰った幸せなエネルギーを力に変えて、これからも伊豆で頑張っていきます。
ホントに、ホントに、ありがとう!!

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2019年11月 8日 (金)

大台目前。

ということで本日はふっぢぃの誕生日。
ついに節目の大台の年齢目前に迫ったのでござる。

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誕生日朝の富士。

夜は連れ合いと娘が協力してバケツプリンなるものを作っていてくれました。
バケツ大の容器とプリンの素がセットで売られている商品で、牛乳1.8Lを使うというもの。

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一体何なのか、宇宙からの新手のモノリスなのかよう分からんけれど、これぞバケツプリン。
でけえ(^_^;)。

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娘がデコって、

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完成!
周りに写っている夕食のおかず等々は気にしないのがマナーです(^_^;)。

もちろんこんなバケモノ、さすがの甘党ふっぢぃでも一人では食べきれないので、家族全員で挑みかかる。

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食べ始めて5分経過。
4人力を合わせればいかなる困難もこんなもんです(何かが違う)。
当分プリンはいいやげふー。

とまあそんなこんなの誕生日だったわけだけれども、今日はばあばと娘が体調不良で病院を受診したり、ふっぢぃ自身も午後から修善寺に外勤で結構忙しく仕事をしたり、そして前回も書いたように今週末は仙台での演奏会本番が控えていてふっぢぃ自身だいぶナーバスになっていたりであまり誕生日気分を味わえませんでした。
結果ばあばも娘も大したことなく無事に帰宅したし修善寺の外勤も忙しかったけれどきちんとこなせたし仙台行きの荷造りも意外にすんなり終わったしで、この時間になってやっとホッとしているというわけです。

で。

今回も多くの方からお祝いのお言葉を頂きました。

毎年毎年ですが、個別にお礼をせずこのブログでまとめてお礼をする不精者をお許し下さいm(_ _)m。

この1年は人との絆とか結びつきとかいうものについて強く考えさせられました。
肺炎で入院したとき、多くの方から(リアル、ネットどちらとも)励ましの言葉やらいいね!やら頂き、これがとても力になって快復に繋がったのをまざまざと感じたし、一方でネットでは不愉快な思いもしました。このトシになってもかように人との距離とか間合いの取り方で一喜一憂する未熟者ではあるのだけれども、特にこの1年ほどで体験したこと学んだことを活かして人生の後半戦につなげていければ、と思ったりしてます。
これからもふっぢぃおよびこのブログをよろしくお願いいたします。

さあ、というわけで明日朝から2泊3日の仙台遠征です!!

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2019年11月 3日 (日)

復活!(巨人だけどな)

ということで、Facebookでは先日告知したけれども、今回ご縁あって仙台市民交響楽団の創立50周年記念演奏会にOB団員として出演することになった。
9月以降、ちょくちょく仙台を極秘訪問(笑)していたのは、演奏会の練習に参加するためだったのです。

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ふっぢぃ、このオケには1999年に入団。同年秋の定期演奏会からデビュー。2006年秋の演奏会をもって休団(その後2008年春に伊豆に引っ越したので退団)するまで、第2ヴァイオリンのトップをやったり公式ホームページの(おそらく初代の)管理人をやったり副団長をやったりとまあ、ふっぢぃの社会人生活前半はこのオケと共にあったと言っても過言ではないわけで。

指揮は大井剛史先生。
今や東京佼成ウィンドオーケストラの正指揮者として、日本全国の吹奏楽ファンの皆さんから憧れのまなざしで見られる存在だし、吹奏楽だけでなくオーケストラの指揮者としてもテレビ等あちこちで露出する機会も多くて、現在まさに大活躍中の先生なのだけれども、元々仙台フィルの副指揮者だった時に市民響と共演して以来、度々ご指導して頂いたご縁なのです。
ふっぢぃも親しくして頂いて、大井先生駆け出しの頃には市民響の飲み会の時にふっぢぃが電話かけて呼び出したりしてね(^_^;)。初共演したときの「あーとてもいいマエストロだなあ」という感動は今でも鮮やかに覚えているし、大井先生の指揮で演奏したシベリウスの交響曲第1番などは、ふっぢぃ最良の演奏体験の1つとして今でも胸にしまわれている(2004年11月ですね)。そしてふっぢぃが休団する前の最後の舞台となった2006年11月の演奏会も、指揮は大井先生だった。
大井先生と初共演した2001年に生まれたうちの息子がその後吹奏楽部に入ってのめり込んで、東京佼成ウィンドオーケストラが富士に来た時に終演後楽屋にご挨拶に行って、先生からサインを貰って大感激していたのも良い思い出(その時の記事はこちら)。そんな息子も今度大学受験。早いもんだ。

んで。

いろいろあって今回出演が決まったわけだけれども、ふっぢぃこの市民響を2006年に休団して以降、オケ活動を全くしていない。それどころか楽器を弾く頻度も激減。すっかりウデも落ちてしまった。
最近は娘のヴァイオリンの教室の先生の強い勧めで、娘の発表会の時に娘とアンサンブルしたりする機会も多くなってきたのだけれど、娘のウデがまだまだな分やる曲も簡単だからこちらもさらっと弾けちゃうし,娘のウデがそこそこ上がってきた昨今は一緒に弾くのもしんどくて「ああオイラもウデが落ちたなあ」なんて嘆いている有様。
そんなふっぢぃが13年ぶりにオケで弾けるのか!?

プログラムは前がドヴォルザークの「謝肉祭」序曲、中にファリャの「三角帽子」第2組曲を挟んでメインがマーラーの「巨人」。しかもマーラーは最終版ではなくハンブルグ稿という珍しいエディション。いずれもなかなかの難曲揃い。特にマーラーは折紙付きのムズさ。

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9月の大井先生との初指揮者練習の時にまさに13年ぶりに顔を出したのだけれど、まあ弾けませんでしたねえ。オケの中で弾くというのはソロで弾いたり娘とデュオで弾いたりするのとはまるで違うアンテナを張り巡らせなきゃいけない。頭では分かっているのに譜面に追われてそれが全く出来ない。ガッカリして失意のどん底で伊豆に帰ってきた。
この13年の間に市民響は随分上手くなっていて、特に弦楽器は殆ど人が入れ替わっていて上手な人が多くて。そんな中でウデが落ちまくりのふっぢぃがのこのこ入っていったものだからギャップが酷くて。
しかしそれでもこの思い出のオケ創立50周年の節目に居合わせたい。大井先生の棒でもう一度弾きたい。
そういう強い想いだけはあったんで、今回家ではかなり練習した。ええ、市民響で現役張ってた頃よりも遥かに練習しましたね。脇で聞かされている息子や娘がメロディを覚えるくらいに。

その甲斐あって、もちろん完璧にはほど遠いけれども、弾けないなりにオケの中で楽しめるくらいにはなってきた。上に書いたような「アンテナ」感覚も蘇ってきて、周りが見えるようになってきた。
しかしそれでもふっぢぃが第2ヴァイオリンのトップとしてバリバリ弾いてた頃に比べればふっぢぃ個人としての完成度は数段落ちるし本番でどういう事故が起きるかも分からない。そういう不安はあるけれど、もうまな板の上のコイ。全力を尽くそうと思いまする。

興味ある方はぜひ。
特にマーラーのハンブルグ稿はなかなかの珍品で、冒頭の弦楽器はフラジオじゃないとか、2楽章にあの「花の章」があるとか、3楽章(最終版の2楽章)出だしにティンパニが入って田舎っぽいとか、4楽章(最終版の3楽章)はコントラバスソロじゃないとか、いろいろ最終版との違いが面白いです。
フィナーレ、最終版ではホルン8本が一斉に立ち上がって吹くのが有名だけれど、ハンブルグ稿には「立って吹け」という指示はない。しかしうちのホルン吹き達は立って吹きたい。さあ本番はどうなるかー乞うご期待です。
第2ヴァイオリンに限って言えば、最終版よりもオクターブ低い場所がかなり多いのでその分は楽かな。最終版にみられる、マーラーの強迫的なドイツ語の書き込みが少ないのもありがたい。

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写真は先日仙台に練習に向かうときに三島駅から撮った富士山。
来週は打ち上げで美味しいお酒が飲めるように・・・(翌月曜日は年休取得済み ^_^;)

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